9000系

▲ 各停運用に就く5000系5353Fと9000系9305F(手前)。 武蔵戸塚にて

 

 

 9000系は1990年、5000系に代わって輸送力増強および1000系や5000系初期車の置き換えを目的に製造が開始された。この当時まだ8000系は製造されていなかったが、7050系特急車が「8000系」として当初製造される予定であったため、こちらの車両は9000系と付番されることとなった。5000系14次車でのデータをもとに、9000系ではVVVFインバータ制御が初めて本格採用、車体はこちらも5000系13次車以降の流れを汲んで軽量ステンレス車体となった。2、4、6、8両編成の4種があり、このうち9001Fを除いて5000系・1000系列との連結が可能となっており、時には他車種と連結してオールマイティに運用をこなす。全108両が製造され、現在の帝北では最も少数派の形式となっている。2013年より徐々にリニューアル工事が進められ、行先のLED化や内装の一新、車内案内表示機のLCD化などの更新が行われつつある。2018年より6両・4両の非リニューアル車については線区を限定した運用が組まれ、活躍範囲が狭まっている。

編成表