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東急大井町線

 東急大井町線は大井町~溝の口間を結ぶ東急の路線。ここでは現実世界との違いについてを中心に解説していく。

 

沿革

 1985年の運輸政策審議会答申第7号で、東急大井町線は営団湾岸線への接続路線として適当であるとの認識が示されている。しかし、湾岸線の項において説明した通り、湾岸線の建設はなかなか進まなかったことから、大井町線の都心乗り入れは2013年3月の大井町~品川間の開業および湾岸線の全通を待つこととなる。湾岸線の全通による直通運転開始の折には10両編成による急行列車の運転、また各駅停車の6両編成が為されることとなった。大井町線は住宅密集地を走ることからホーム延伸が難しい駅が多数あり、2003年ごろから大井町駅の地下化や戸越公園駅の改良、九品仏〜自由が丘駅付近の地下化などの改良が行われてきた。

 

 

 湾岸線全通を前に2008年から新型車両6000系による急行列車が運行を開始し、その5年後となる2013年にはその急行列車が地下鉄湾岸線を介し帝北線まで乗り入れを開始した。直通開始による運用増加に対応するため、田園都市線から2000系が3編成転属、また東横線からも9000系が4編成転属し直通運転の戦列に加わったほか、湾岸線の06系、帝北線の1040系が東急線内を日常的に走ることとなった。2018年からは新型車両6020系を使用した3社間直通有料列車「湾岸ライナー」が運行開始した。

 

車両

 

 6000系

 

 2008年の急行運転開始に伴って導入された新型車両。この時は6両編成×6本が製造されたが、2013年の地下鉄直通開始に伴い新たに中間車が4両×6製造された。6020系、2000系などとともに3社間の直通運用に就く。

 

 6020系

 

 2018年の「湾岸ライナー」運行開始および9000系の10両編成置き換え用として製造された。「湾岸ライナー」の運用に対応するため、ロングシートとクロスシートが切り替えできる機構を備える。2018年と2019年に10両編成×2本ずつ製造、9000系を置き換えた。

 

 2000系

 

 2000系は1992年から1993年まで田園都市線向けに製造された車両で、2013年のダイヤ改正での地下鉄湾岸線への直通開始大井町線で使われ始めた(所属は長津田のまま)。10両編成で直通運用に就いている。なお、田園都市線時代にはいわゆる「サークルK」といわれる運用制限がかかった車種だったが、現在は制限なく運用されている。

 

 9000

 

 9000系は1986年から製造が開始された車両で、2013年のダイヤ改正直前までは製造当初から大井町線で活躍する9007Fを除き東横線で14編成が活躍していたが、現在は15編成全てが大井町線で運用されている。15編成のうち4編成は10両編成化と直通対応工事を受け、地下鉄線や帝北線に直通する急行運用に就いていた。一方、残りの11編成は6両編成となり、大井町線内の各停運用に就いている。2018年から2020年にかけて6020系の導入に伴い10両の編成は6両に短縮され、直通運用から全編成が退く予定。

 

 8590系

 

 8590系は1980年から1989年にかけて製造された車両。2005年に3編成が大井町線専用車となり、3編成が大井町線の各駅停車の運用に就いている。