1960年代後半、新潟市の県庁前駅と燕市の燕駅を結ぶ新潟交通電車線は、急速なモータリゼーションの進行による乗客減少に悩んでいた。

 

 

ワンマン化、駅の無人化など、できる限りの策は講じたものの、資金不足から抜本的な対策ができずに、乗客は増えるどころか減っていく一方である。

 

 

また、新潟市側にある併用軌道の箇所は自動車の妨げとなっていて、騒音もひどく苦情が多数来ていた。

 

 

この問題だらけの新潟交通電車線を救うべく、ついに新潟市が立ち上がる―――――――

 

 

もうないはずの鉄道を、いかに存続させるか。どうしたら21世紀にも「かぼちゃ電車」の姿を望むことができるのか。そんなことを考えながら作っていきます。